BCL(Broadcasting Listener)とは国際放送を聞く人(聞くこと)をいうようですが、ここではラジオ全般について書きたいと思います。
ラジオを大きく分けると「AM放送」、「FM放送」、「短波放送」があります。
AMラジオは殆どのご家庭に一台はあるかと思うくらい一般的なものではないでしょうか。
FMラジオはAMに比べて音質が良く、ステレオで、文字放送もしています。(最近ではAMでもステレオ放送をしている局が増えました。)
短波放送は馴染みの少ない放送でしょう。聞いたことのある方の第一印象は、雑音が多い、音の大きさが変わる、外国語が聞こえる...等ではないでしょうか。
普段では車を運転しながらや、何かをしながら聞いたり、音楽を録音したりするラジオですが、私はこれを一つの趣味として、別な楽しみ方をしています。
この「別な楽しみ方」を紹介したいと思います。
1980年代のBCLラジオ
現在のBCLラジオ
広帯域受信機
20年以上前のラジオですが、音が非常に良いので、長時間聞いていても疲れません。
FMの感度も良いのでEスポシーズンに最適です。
画像をクリックすると取扱説明書、テクニカルガイド、カタログが見られます。
出張先で聞けるように最近購入しました。
持ち運びには少々大きめですが、スピーカーが大きくて音質がよいです。
画像をクリックすると仕様が見られます。
V/UHF帯(アクションバンド)用に使っている固定機です。
長波から受信できますが、長中短波で使うにはフィルターの特性が甘く、混変やイメージにも弱いので使いにくいです。
VHF以上では(自宅や移動先では)問題なく、スプリット運用されている局でもデュアルワッチが出来るので便利です。
通信型DSPレシーバー
長波〜短波用に使っている固定機です。
IF段にDSPを用いているのでフィルターの特性を連続可変できたりノイズリダクションやビートキャンセラーも付いているので微弱な局や混信を受けている局でも疲労を最小限に抑えて受信することが出来ます。
また、同期検波も付いているのでAM放送の受信がクリアーに出来ます。
VHF以上を受信するにはオプションのワイドバンドコンバーターユニットが必要です。
VHF以上の感度は広帯域受信機に劣ります。
WFMでステレオ受信することが出来ますがS/Nが悪くてラジカセに劣ります。
JRの空線信号をビートキャンセラーでカットして受信しています。
やはりこの受信機はHF以下の周波数で最高の性能を発揮するようです。
高価ですが割に合う性能と感じています。
一つだけ残念なことがあります。メモリーチャンネルに名前が付けられないことです。
仕方がないので、PPIC16を使用して、外部メモリーを自作して使用しています。
また、この受信機にはRTTYの復調器も内蔵されているので、この外部メモリーにRTTY表示機能も追加しました。
詳しくは、NRD−545用コントロールユニット(名前付きメモリー、RTTY表示、2VFO)をご覧下さい。
画像をクリックすると改造方法が見られます。
画像をクリックすると改造方法が見られます。