JR列車無線用
空線信号キャンセラー
私は時々、通勤時にVR−150を胸ポケットに入れてJRの無線を聞いています。
VR−150には空線キャンセラーが内蔵されているのですが、移動中は効きが悪く空線信号が耳障りなので、外付けのキャンセラーを製作することにしました。
ポケットに入れて持ち歩くことを前提とするので、小型・軽量を第一に考えました。
電源不要で指先程度の大きさに納まり、多回転ボリュームを使用することにより調整も楽に行えますが、通過ロスが多少あるので音量が小さくなる欠点があります。
調整方法は、空線信号が最小になるように、2つのボリュームを交互に調整して追い込みます。
半田付けした直後は、コンデンサが暖まっていて容量が不安定なので、常温に戻った頃に調整すると良いと思います。
VR−150のイヤホン端子は側面にあるので、プラグはL型を使用しました。
回路図と完成写真を紹介します。