長・中波&160m用ループアンテナ
 以前使用していた160mバンド受信用アンテナの同調部とケーブルに水が入ってしまったため、違うタイプのループアンテナを作ろうと思ったのがきっかけです。
 ミズホ通信の中波用ループアンテナUZ−8DXのマネをしてしまいました。
 写真を見て作ったのでエレメントの間隔や長さは違うと思います。
 完成したアンテナの特徴は、屋外用でチューナブル(バリコンをモーター駆動)、スケルトンタイプ?(パイプとプレートは無色透明のアクリル)です。
 最近、長波放送(279KHz)を聞いているので、リレーを使用して長波と中波を切り換えられるようにしました。
 同調周波数は約500〜1900[KHz]と約240〜300[KHz]です。
 これなら長・中波のBCLと160mバンドのワッチが1つのアンテナで可能となりました。

アンテナ全景です。
3mm厚のアクリル板を半分に切って接着剤で貼り合わせたものに、1mの長さのパイプ2本を半分に切って十字に取り付けました。
 パイプの外側から2cm間隔で穴を開けて、同調用のエレメントを外側に12回、ピックアップ用のエレメントを内側に1回巻きました。
同調部(バリコンやモーター等)は防水ボックス内に収容しました。

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同調部内部です。
ホームセンターで1200円で売っていた防水ボックスの中にバリコン(340pF2連を並列に接続)、モーター、クラッチ付きギヤボックス、長/中波切換用リレーとコンデンサ(2200pF)、バリコン位置検出用ボリューム(5KΩB)、コモンフィルターを収容しました。

 制御部です。
 メーター(100μA)の指示でおおよそのバリコンの位置が確認できます。
 青色のスイッチが長波と中波の切換スイッチです。
 赤色は電源スイッチ。
 黒色のスイッチはモーターを回転させて周波数を同調させます。
 背面は電源線と制御線のコネクターがあります。

制御部背面

回路図です。
これをヒントに応用した物を製作していただければ幸いです。

 ループアンテナは、ノイズ源や混信方向をヌルに合わせて、目的の信号を浮き上がらせることが出来るので、160mバンドや中波放送のDXを狙うには非常に便利なアンテナだと思います。
 写真のように実際に使用してみて実感できました。
 以前、同調回路にバリキャップを使用したものを試作しましたが、混変調がひどくて使い物になりませんでした。
 今回はエアーバリコンを使用しているので、この問題は一切ありません。
 バターナットと比較して、長波放送帯はS4〜5、中波放送帯はS3〜4感度が良いです。
 160mバンドはバターナットの方が感度は良いですが、ノイズや混信を拾いやすいので微弱な局を受信する場合はループアンテナの方が了解度が上だと思います。